行って来ましたよ!
神戸ノエビアスタジアム!
コロナ禍以降、神戸に行ったのも初めてです。
仕事終わりで行ったので、懐かしい神戸・三宮界隈を楽しむ時間もありませんでした。
ちょっとそれが残念でしたが……。
前に行ったのって皇后杯だったかなあ……。それともINAC神戸の試合……⁉
座席もちょっとイイところをついついポチっちゃった!
手前にいるのが三笘薫選手だよ!
久保建英の代表初ゴールを見ることができました!
(≧◇≦)
キャー!
今回は、代表戦観戦記であります!
1.ゆるがせにできない国歌独唱問題
試合が始まる前に国歌を演奏、あるいは斉唱、あるいはタレントさんなどが独唱されます。
日本の国歌は「君が代」。
歌詞のこの「君」を誰? と解釈するかで日本の国歌の意味は変わってくるのかと思いますが、それゆえなのかこの国歌に抵抗感を持っている人がいるようです。
ワタクシも「そんなふうに論の分かれる国歌というのはどうなのだ?」と考えているので、コロナ禍前から国歌を皆と一緒に斉唱することはありませんでした。
けれども、国歌はどこまでいっても国歌。
やはり日本の国歌はこれなのです。
サッカーの試合を通じ、いろんな国の国歌をこれまでに聞いてきました。
その中で、日本の国歌は一風(いっぷう)変わっています。
どの国も大抵は勇ましいものであったり、明るいイメージのものが多いんですが、日本の国歌は
静逸
崇高
で、サッカーの試合前にワタクシたちを異次元に連れていってしまうような雰囲気があります。
そして、盛り上がったかと思ったら、突然終わる。
日本の音階と日本のメンタリティーと日本の文化は「やはり独特だ」と感じさせる。
まるでここから曲が続くようなところで、突然に終焉を迎える。
そんな国歌を誰が、どんなふうに独唱するかはあまりゆるがせにできない問題ではないかとワタクシは考えております。
特にサッカー愛好者でもないタレントさんの独唱には少々抵抗があります。
つまんない独唱ならば、高校などの吹奏楽部による演奏や合唱で十分じゃないですか?
今回の独唱は平原綾香さん。
結論を言うと、これまでに聞いた国歌独唱の中で、最もよかったです。
(`・ω・´)ゞ
脱帽です。
さすが音大出身。
歌唱は、ちゃんとしたオペラに近い歌い方。
硬質な声が歌詞ともリンクし、格調が高かった。
今後も声楽家以外の人選には重々慎重にお願いしたいところです。
2.久保建英選手
本当だったらU21で、今頃はアジア選手権のチームにいていい久保君。
ガーナ戦には先発出場し、最後のホイッスルが鳴るまでプレー。
スペインの所属チームではアギーレ監督の信頼をイマイチ得られていない状況、W杯の出場についても今は当落線上にあると言われています。
顔が少し大人びてきました。
ものすごい年上のチームメイトとも互角に話し合い、選手としてプレーで表現する。
そんな90分でした。
いやーすごい!
U21のチームでのびのびやらせてあげたい気もします。
しかし、それでは当人のプライドが許さないかもしれませんね。
「ブラジル戦も自分だったらもっとできた」なんて発言、メンタルも海外選手ですよね。たくましいです。
実際にスタジアムで見た限りでは、体格的なたくましさはまだありません。
背の高さはともかくも、今後フィジカルスタッフと協議して、望ましい体格を身につけてってくれればと期待します。今のままがよいというなら、今のままでもいいんでしょうが、比べると一回り小さい印象は否めませんでした。
3.連携
Jリーグではあれほど次から次へとゴールを決めている上田綺世選手が、なぜかオリンピックや日本代表ではゴールネットを揺らせない。
相手チームのディフェンスが違うんでしょうか。
いや、やはりそこに連携面の問題があるような気はします。
ガーナ戦でも、堂安律と久保建英選手の連携はすんごいスムーズだった(同じ「サッカー脳」で動いてるカンジ)のに比して、その2人と上田綺世選手の連携はそこまでのものに感じられませんでした。
堂安律選手も上田選手に向けてパス出してるのに、なんかそれを見てなかった(あるいは微妙にずれがあった)こともあったし。
堂安律選手と久保建英選手はその点、同じチームでもないのに「阿吽の呼吸」を感じました。
さすがオリンピックで一緒にやってただけのことはある、と感じました。
三笘薫選手の影に隠れちゃいましたが、堂安律選手はものすごいパフォーマンスよかったです。
W杯メンバーに入りそうな予感がしました。
4.三笘薫選手
ミトマ、キター!!
みたいに言われていますが、川崎フロンターレでの活躍を見てた者としては、今、ここで「ようやく」という思いがします。
ほんとは東京オリンピックでガーナ戦並の活躍を期待しておりました!
当時はケガ明けで、間に合わなかったのね。
(ノД`)・゜・。
今、よくわかったわ!
やっと期待値に見合う活躍を見せるようになってきてくれて、嬉しい限りでございます。
彼は「カッコイイ」系ですな。
5.その他……雑感
すんません、こんなくくり方で💦
柴崎岳選手は、長いトンネルを抜けてくれたんじゃないかと思います。
ガーナ戦でのパフォーマンスは良いものでした。遠藤航選手は確かに替えがきかない選手なんですが、どうしてどうして、ガーナ戦で遠藤選手が抜けた後も攻守に日本は安定していました。安心して見ていられましたよ。
柴崎選手も最後まで落ちずにプレーされてたと思うし、久保建英選手の懸命のがんばりとともに心に残りました。
谷口、板倉滉、山根選手が並んだ時は「あ! フロンターレが並んでる!」
( ̄▽ ̄)
え! 田中碧も!
( ゚Д゚)
世代は違うけどキーパー川島やし。
山根視来選手。「視来」で「みき」って読ませるの、おしゃれやな。
ゴールを決めたけど、守備ではパスミスが失点につながってしまった。
ただ、その後うつむかずに果敢にプレーを続けたのは好印象やったな。積極性も失われなかった!
あっぱれ!
ガーナ戦の日本代表は、もしかして一夜限りのチームとなるのかもしれない。
でも、とてもいいチームだったのには違いないと思います。
私はこのチームを忘れないだろうと思う。
がんばってもがんばってもゴールが入んなかった前田大然選手に初ゴールが生まれました。天は彼のあくなき走りを見ていたな。それが報われてよかった!
ワタクシのイチオシの伊東純也選手のアシストでした。
カッコよくなったよな。
何がよかったって、全員がひたむきにプレーしたことと、そのひたむきさをプレーに表せるようになってきたということよ。
実際、ファンとしてはどんなにぼろ負けに負けても、必死にやってくれりゃ満足。
(・∀・)
仔羊おばさん