今日、世界フィギュアの女子シングル・フリーをテレビで見ました。
2位のルナ・ヘンドリクスさん
1位の坂本花織さん
ともに演技後はそれぞれ感極まっている姿に、心から「おめでとう!」と言いたくなりました。
坂本花織さんのフィギュアスケートを「20年前のスケートだ」と、浅田真央さんのコーチや振り付けをされていたロシアのタラソワ氏が話されていました。
たぶんロシアの選手が世界フィギュアに出場を許されなかった腹いせの発言だと思います。
私は、坂本花織さんのフィギュアは「パワーとスピード系のフィギュアだな」と思って見ています。
ロシアのワリエワ、シェルバコワ、トゥルソワさんたちのフィギュアはビューティー系とでも言いましょうか、バレエの基礎のしっかりした、姿勢が美しく、形がはっきりしていてかつ美しく「舞う」フィギュア。
浅田真央さんもそのタイプだったと思います。
坂本花織さんは、むしろバンクーバーオリンピックの時のキム・ヨナさんの演技を思い出させてくれます。
それでもタイプは異なりますが、スケートのスピードは本当に坂本花織さんは群を抜いて速い!
坂本花織選手のジャンプは、ものすごく流れのあるジャンプですよね。
ロシア選手のジャンプは、ほんとにバレエを見ているような型とポーズの美しいジャンプ。
目指してるもんが違うと思います。
ともかく、優勝おめでとう!
コーチも「ロシアの選手が帰ってきても大丈夫なようにレベルをあげたい」っておっしゃってました。
ワタクシも、ロシアの選手がドーピングの疑いなく戻ってきて、その美しいスケートを見たいと思います。
仔羊おばさん