さて、糖尿病の患者の病状を測るのには血液検査をします。
血液検査をして、二つの数値を参考にします。
一つは
空腹時血糖
というもので、文字通りおなかがすいている時の血糖値です。
最初に糖尿病かどうか発覚する際には、朝食など抜きで血液検査をした際に、この数値を見られます。
この数値が110以上になっていれば、糖尿病が疑われます。
で、ワタクシは先日、2か月に1度の糖尿病の定期健診に行ってきました。
血液検査前には朝食抜きとか言われません。
もう一つの数値をもとにインシュリン量などを調整するからです。
もう一つの数値、それがHA1c(ヘモグロビンエーワンシー)です。
これは約2か月分の血糖値の推移がわかる数値で、2~3日血糖コントロールを頑張ったからって数値がさがることはなく、長期にわたっての血糖コントロールを測られるので
ごまかしはききませんよ!
みたいな数値です。
これは正常な方だと5.5あたりかな。
5.9以下が正常値らしいです。
ワタクシはここ半年、6.7あるいは6.8です。
インシュリン注射の単位が低かったときは7.0あたりをうろうろしていたので、インシュリン量が微増。
微増してちょっとましになってるのでまあ今のインシュリン注射は適正とみられているのでしょう。
ちなみに、教育入院した時は(インシュリン注射を始める前)はずーっと9.0あたりを推移していました。
HA1cは変わらず高いんですけど、めっちゃ高い状態に比べれば低い、ということで、そう大してお医者さんに怒られることなく、診察は終了しました。
まあ人生、その場限りのごまかしは無駄です。
糖尿病はマラソンを走るようなもの。長期戦。
日々、日常不断の努力がいる、というのは語学の習得にも似ています。
仔羊おばさん