病気でHappy

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今さら振り返るーカタールワールドカップアジア最終予選ー④

さあ、アジア最終予選の4戦目は日本の埼玉スタジアム2002で行われました。

まだコロナ対策ガリガリやってた頃でした。声出し応援不可。

日本は1勝2敗でワールドカップ進出にはもう本当に負けられない崖っぷち。

アウェーのサウジ戦で負けた(10月8日)ショックも冷めやらぬ10月12日。

これで負けたら森保監督は交代だね……って雰囲気でしたが、サポーターは森保監督を応援するバナーを掲げて我らが日本代表を支えます!

猫 応援 に対する画像結果

ワタクシも埼玉まで参りましたよ、ええ。

 

日本代表は4-3-3というシステムに変更。

なんでもこれは「より攻撃的な布陣」だそうですが……。

当時飛ぶ鳥を落とすがごとき川崎フロンターレがこの布陣を取っていたらしい。

(すみません、戦術には詳しくないので間違っていたらごめんなさい)

 

田中碧が初先発。

そして、前半のまだ20分もたたない頃だったと思うんですけど、彼がなんとゴールを決めます!

 

息を吹き返す

という言葉があります。

まさに、

日本代表が息を吹き返した瞬間でした!

埼玉に集結したサポーターもその時ばかりはワーって声が出ましたよね。

誰?誰?ゴール決めたの?

え?

田中碧?

わーーーー!!!

野球でも「ラッキーボーイ」などと言って、若手が躍動し活躍するチームは優勝に近付く、と言われたりします。

だけどももちろん、ただ「ラッキー」なだけで活躍できるはずありません。

それまでの1日1日の過ごし方がこの日のゴールにつながっているのです!

この最終予選そしてカタールワールドカップ本大会も含めて、この試合は分岐点と呼べる一戦になりました。

しかしその後、オーストラリアに追いつかれます。

もう、またか! とも思いましたけど、上等上等、こんなもんだわさ!

沈黙しつつ手に力を込めて拍手で応援です。

いやー力入りましたわいな。

 

そして後半、浅野琢磨が

浅野琢磨 に対する画像結果

シュートを放ちます。

するとそれがオーストラリアのオウンゴールを誘発!

でもあれは、オウンゴールの選手を責めることはできないオウンゴールでした。

ファーに日本の選手も詰めてたので、そのままだったらやっぱり日本にゴールが転がり込んでたと思います。

日本代表の選手は「ポイントゲットは浅野琢磨」という認識だったみたいで(ということはプロの目から見るとあれは浅野琢磨のゴールに等しいのね)、浅野選手はもみくちゃに。

 

現場で見てたワタクシの正直な感想としては、あのゴールは

ですわ、

念!!!!

サポーターの念!!

念が生んだゴールでした!

あれを「念」と言わずして、何を「念」と呼ぶ?

(; ・`д・´)

 

ああいう「念」ってたまに阪神甲子園球場阪神戦で感じます。

なんであれが伸びてホームランになるの?

外野の阪神ファンが息吸ったでしょ、それで入ったっしょ!

みたいな。

 

でももちろんこれはワールドカップをかけた戦い。ジョークを言ってる場合じゃないんですよ。

ともかく、「念」でしたね。

 

しかしこの、最終予選、本大会含めてもこのオーストラリア戦は分岐点でした。

そして、その分岐点で点を決めたのは田中碧、そしてもう一つの点(決勝点)の主役は浅野琢磨。

 

本大会でも彼らは点を決めていましたね。

 

やはり本大会が終わった今、ふり返ると本大会の伏線はすでに最終予選で表れていました。

 

ちなみに後日、テレビの放送も録画で見たんですが、解説の岡田武史さんの解説は超面白かったです。

オーストラリアのシュートがポストに嫌われて入らなかった時には

「ポストありがとう」とポストに礼を言い、

試合終盤、田中碧がくたくたで疲れが見えた時には

「がんばれ、碧!」と激励し、まあ、氏の応援も含めてこの試合を決定づけたのはサポーターの念でした。

 

勝利をおさめた帰り道、ワタクシの脳裏には地元セレッソ大阪が勝利した時の歌が流れて流れて止められませんでした。

( ̄▽ ̄)

応援チームが勝つとなんとなく自動的に脳内に流れるんだよね。

日本代表にも「勝ったときの歌があったらいいのにな」と思いました。

仔羊おばさん