ヘルシーバックパック
という名前を見て、どんなものを想像されますでしょうか?
ヘルシー
なんだから、それを背負えばヘルシーになるとか?
そんなのがあったらいいですけどね。
ヘルシーバックパックの形はこんなのです。
今回はSサイズのものをレビューしたいので、Sサイズの写真を。
まーなんつーか、バックパックだけど肩紐は1本、みたいな。
「ヘルシー」の名前を冠しているのは、背中になにかトラブルを抱えている方のために開発された形であることに由来しています。
一般的な背負う形のバックパックだと、確かに背中全面で背負うので、背中を怪我したりだとかの時はヘルシーバックパックの方がよさそうです。
ワタクシはこのSサイズのほうは1か月ほど使ってみました。
(実はLサイズも持っていて、Lサイズは3か月くらい使っています)
使った上で今回はレビューします。
まず、このかばんを背負うとかばんの中に入れたものの重量はどこにかかってくるか?
それは「肩の前の部分」です。
で、このSサイズはそこそこ小さいため、フルにモノを入れてもそうそう重くなることは少ないかなと思います。
重くさえなければ、肩にかかる重さは気になりません。
ただ、実際に使ってみての感想として、外側のペットボトルあるいは日傘が入りそうな縦型のポケットですが、かばん本体内部にフルに物を入れてしまうと、実は使えなかったりします。
かばん内部にモノを入れずに水筒、細い日傘を入れるとこんな感じ。
細い日傘なら余裕で入りますな。
でも、内部の容量に侵食しちゃうの……。
(>_<)
さて、このSサイズ、ノートパソコンは入りません。
iPad入れてみました。
入りました!
iPadは入りましたね💛
次にA4サイズの雑誌。
入りません!
これは結構な致命傷かな。
ワタクシはこのSサイズに小さめ弁当箱とスケジュール帳、ペンケース、インシュリン注射を入れたポーチ、文庫本などを入れ、外ポケットにICカードやリップ、エコバッグ等を入れ、それでパンパンにして使っていました。
iPadは入れず。
背負うと入れたものが下にどんどん下がっていってしまいます。
で、うまくぎゅうぎゅうに入れればまあまあの量が入るのですけど、やはりA4サイズが入らないと日本での生活では致命傷ですかね……。
結局エコバッグなど別の手提げを利用することになってしまいます。
あるいは弁当バッグを別で手持ちにしたりなど。
あとは暑さに対してどうか、という点です。
冬はいいんですよ。
夏はリュックって暑いじゃないですか。
背中が汗びっしょりになっちゃいます。で、普通のリュック型よりこのヘルシーバックパックがいいんじゃないかと考えたりします。
しかし……
背中に汗びっしょり
は、変わんないです。
まし……って言いたいですけど、背中とかばんが接触する部分は汗びっしょりで、それは変わりません。
撥水加工についてですが、ワタクシは中古を買いましたので、その時点ですでに水をはじくとかはありませんでした。
でも、このかばんは内袋が中に入ってるというか、二重構造になっており、外側のかばんが水を通しても、また汗を滝のようにかいても、それが内部に浸透することは私が使っている限りありませんでした。
水に漬け込んだらきっと内部に水が入り込むんでしょうけど(「防水」ではないから)、日常の使用ではかばんが濡れても内容物にはしみませんでした。
これは個人の使用感想なので、信じすぎないでね。
まとめると:
普段から荷物の少ない方ならお勧めです。
軽いし、両手があきます。
あと、背中にあるバッグをクルン、と前に持ってくるのは簡単です。それは買い物の時とか電車内では役立つ機能でした。
一方、ノートパソコンやA4サイズが入らないのは想像以上に不便だと思ったほうがよかろうと思います。
Sサイズ正規の価格は¥14,300
うーん……
容量6リットル
カラーやテクスチャーはかなり種類が豊富です。
ワタクシ自身は、正規の価格でこれを買おうとは思いません。
中古だと試してみてもいいのかな。
でもこれだと肩掛けバッグも似たようなもんなので……。
後は、靴や服装とのバランスでしょうか。
ワタクシは、あともうちょっと使い倒してみようかと思っています。
実はLサイズも買っていて、LサイズだとヘルメットもA4も入りますから、容量的にはLサイズは満足度高いんですよね。
仔羊おばさん